前線の影響で西日本や北陸地方を中心に「猛烈な雨」となり、急激な川の増水や道路の冠水が相次ぎました。
容赦なく歩道に降り注ぐ雨水。まるで滝のようです。
神戸三ノ宮の商店街では、排水できなくなった水があふれ出しました。
大阪の上空には、不気味な雨雲が…。
大阪大学では、キャンパスにまで押し寄せた水で、一時身動きが取れなくなった学生も…。
石川県の能登地方を中心に朝から雨が降り続け、土砂災害の危険が高まっています。
穴水町では中心部の道路が冠水。1時間に50ミリの非常に激しい雨となりました。
町民の健康を支える病院は、歩いていくことがままならない状態に…。こちらの施設では土嚢(どのう)を積んで、雨水の侵入を防いでいました。
住民:「(Q.もうこんな状態?)国道までは(水は)いってなかった」「(Q.みるみるうちに水が増えた?)そうですね」
街を流れる川も危険な水位に…。
普段は、畑が広がるのどかな景色も濁流にのみ込まれ、様子は一変…。住宅のすぐそばを流れる川も水が茶色く濁り、急激に増水しました。
近所に住む人:「こんなガンガンなことはないわね。怖いです」
穴水町では、およそ7500人の町民全員に、避難指示が出されました。
大雨の原因が、北日本に記録的な雨をもたらした前線の南下です。この影響で、北陸から九州にかけて、激しい雨が降りました。
大雨・洪水警報が出された京都。
急に降り始めたためか、ずぶぬれになった人や、段ボールで雨をしのぐ人の姿も見られました。傘なしでは雨宿りもままなりません。
九州の各地でも大雨が…。
福岡や佐賀、長崎など九州の北部では土砂災警戒情報が出されました。今後も警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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