出典:EPGの番組情報
情熱大陸【歌手・バンドゥーラ奏者/ナターシャ・グジー▽祖国ウクライナへ歌声を】[字]
“悲しみのない自由な空へ”…『ウクライナの歌姫』が母国の民族楽器・バンドゥーラと共に歌い奏でるソプラノの響き。歌声に耳を傾け尊ぶ、自由―そして、ウクライナのこと
番組内容
日本を拠点に本格的に音楽活動を始めて22年。『ウクライナの歌姫』と称されるナターシャ・グジーにとって、祖国ウクライナのことが気がかりな日々が続いている――。相棒のバンドゥーラという63本の弦を持つ母国の民族楽器…不思議な哀愁を帯びたバンドゥーラの調べと美しく透き通ったソプラノの歌声で、ウクライナ民謡や自作の楽曲、「翼をください」や「いつも何度でも」など日本の名曲をカバーし、多くの人を魅了している。
番組内容2
2011年。東日本大震災と福島の原発事故は彼女にチョルノービリのすぐ近くで暮らしていた我が身に降りかかった過去を想起させ、使命感に駆られ、東北を訪れてきた。「歌を届けたい」―今年7月、その東北各地でナターシャの歌声がまた響いていた。“ウクライナ支援・チャリティコンサート”47都道府県を彼女は巡る。「ウクライナのことを知って、好きになって、そして忘れないで…。」何よりも尊い自由――歌声に耳を傾けて…
プロフィール
【歌手・バンドゥーラ奏者/ナターシャ・グジー Nataliya Gudziy】 1980年、ウクライナ生まれ。 1986年、6歳の時に自宅から3.5kmの距離にあったチョルノービリ原発が事故を起こし、避難生活を余儀なくされて転々とした末にキーウへ移住した。 8歳の時に民族楽器バンドゥーラと出会い、1996年・98年と民族音楽団の一員として来日。
プロフィール2
その縁で2000年から拠点を日本に移し、本格的な音楽活動を開始した。 63本の弦があるバンドゥーラで郷愁を帯びた音色を奏でる一方、ウクライナの民謡からさだまさしのカバーまで、透明感のある声で歌い上げる。得意料理のボルシチを広めることにも精力的だ。
制作
【製作著作】MBS(毎日放送)
公式HP
【番組HP】 http://www.mbs.jp/jounetsu/
関連公式URL
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おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
音楽 – 民族音楽・ワールドミュージック
福祉 – 文字(字幕)
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
(バンドゥーラのチューニング音)
<楽屋に入れば
まずは丹念にチューニング>
<60本を超える弦は
5オクターブもの音域を
カバーする>
(チューニング音)
<ウクライナの民族楽器
バンドゥーラの弾き語りで
ファンの裾野を広げてきた>
<ナターシャ・グジーの
澄み切ったソプラノを
人は 水晶の歌声と呼ぶ>
♬~ (外国語で)
♬~
<日本に移り住んで 22年>
とても感動しました
ありがとう
(グジー)ありがとうございます
<レパートリーは幅広い>
♬「愛は死にますか
心は死にますか」
♬「私の大切な 故郷もみんな」
♬「逝ってしまいますか」
<あの「ルビーの指環」で
編曲を手がけ
長く日本のポップスシーンを
支えている 井上 鑑も
よき理解者の一人>
♬~
<今 彼女の歌には
ひときわ強い祈りがある>
♬~ (外国語で)
♬~
お待たせしました
<空は一つのはずなのに
祖国は
遠くはるかに隔たってしまった>
<日々 報じられるニュースには
傷だらけの ふるさと>
♬~ (外国語で)
<時は 無情に過ぎてゆくばかりだ>
最初 ホントに…
もう悲しすぎて…
ただ 泣いて泣いて
現地では 決して…
何も… 何もいい方向に
まだ向かってないし
もう 解決っていうものも
まだまだ 程遠いですけど
<故郷を守っている いとことは
毎日のように
連絡を取り合っていた>
<赤いハートは
今日も無事だという知らせ>
<時には声を聞きたくなる>
(呼び出し音)
(いとこ)アロー
アロー!
(外国語で)
う~ん…
何か 彼の声 聞くだけで 落ち着く
<こいねがうことは ただ一つ>
<街を越え 森を越え 海を越えて
この地球を吹き渡ってゆく
風のように
どこまでも届け 私の歌>
♬~
<19年前 日本人の伴侶を得た
ナターシャ・グジーは
コンサートのかたわら
この街で バンドゥーラや
ウクライナの歌を教えている>
<彼女のステージで
楽器の魅力を知った者も多い>
この部分の動き 割と滑らかで
…で 1 2 3 4
4で弾いてる時は
もう 1が
次を弾く準備ができてる
♬~
(転調する音)
(女性)「え~っ?」
素敵でした
はい ありがとうございました
(女性)「ありがとうございました」
<言葉には
もう不自由しないけれど…>
ねっ 間違えたね 私
何か そういう…
…ことは 時々
しかも それを
何か 普通に 真剣な顔で
もう 間違えた感覚もなくて
もう 言われるまでは
全然 気が付かない
<「彼女の歌を聞きたい」と
今 全国から声がかかっている>
おはようございます
暑い
<この日は
八ヶ岳の麓で 小さなコンサート>
暑いわ 焼けるわ
♬~(歌声)
♬~
♬~
♬~
私は 生まれも育ちも
飾・柴又
(笑い)
…ではなく
ウクライナのほうです
<自宅は
あのチェルノブイリ原発から 3.5キロ>
<6歳の時
世界を戦慄させた事故に
ふるさとを奪われた>
たまたま 隣に…
それこそ…
人形は赤ちゃんで
そういう遊び方もしてたので…
ホントに思ってます
<一家はキーウに逃れる>
<8歳でバンドゥーラに出会った>
<チェルノブイリの被災者で結成した
音楽団に加わって 2度 来日>
<二十歳で日本に拠点を移し
本格的な演奏活動を始めた>
<起伏に満ちた
これまでの歩みに
まさか再び 今のような試練が
のしかかろうとは…>
自分が… 遠く離れてるから
何もできないって思う部分も
あったけど
でも 考えてみたら
遠くにいるからこそ
何か きっと
ウクライナのためにできる
…って 少しずつ
そう思うようになって
<ナターシャは チャリティーコンサートツアーで
祖国を支援しようと考えた>
あっ こんにちは
お久しぶりで
お元気ですか?
(男性)はい お陰さんで
…うれしいです
じゃあ 貼っときますよ
いいですか?
いつもありがとうございます
いいえ とんでもないです
大体 まっすぐ…
もう ナターシャさんも
一生懸命 頑張ってんだから
ウクライナのために
ありがとうございます
<そこは 地元でなじみの店>
<鶏のから揚げが
お気に入りらしい>
うん 熱々で やわらかくて
おいしい
帰れない?
あぁ そうかそうか
…だね
今 全国 回ってまして
47都道府県 回って
(女性)一緒に写真
撮ってもらってもいいですか?
(女性)あら いいわね
はい ありがとうございます
<各地を巡るツアーは
7月にスタートした>
♬~
<アンコールは
「鳥の歌」と決めていた>
<キリストの生誕を
鳥たちが たたえる
スペイン・カタルーニャ地方の
民謡に祈りを込めて>
♬~
<年内をかけて
ツアーは 南へと下ってゆく>
♬~
<時に 避難してきた同胞が
駆けつけてくれることもあった>
(外国語で)
<3月以来 歌う場は
日を追うごとに増えている>
(笑い)
(子ども)国は 何ですか?
好きな国…
それは ウクライナと日本です
♬「はじまりのあさの 静かな窓」
♬「ゼロになるからだ
充たされてゆけ」
♬「海の彼方には もう探さない」
♬「輝くものは いつもここに」
♬「わたしのなかに
見つけられたから」
♬~
あ~ ありがとう
ありがとうございました
皆さん 元気ですね
あ~ みんな明るくて
<ウクライナとの時差は 6時間>
<姉とつながったのは
現地時間の午前10時過ぎだった>
(外国語で)
(外国語の会話)
(外国語の会話)
おはようございます
おはようございます
よろしくお願いします
よろしくお願いします
<ウクライナを
もっと知りたい>
<飾の町内会から
思わぬ求めが舞い込んだ>
(女性)包丁で 手を切らないように
お願いします
<ボルシチは 祖国を代表する料理>
<喜んで引き受けた>
皆さん 一番時間がかかるのは…
聞いてください フフフ
えっと…
なので できれば ビーツに
手をつけたいと思います
<母親仕込みのレシピを伝授する>
で 色は飛ばないように…
なので あと じっくり…
じっくり炒めていきます
あっ 割と いいです
甘い!
(女性)甘い 甘い
ほら
どんどん ほぐれていくので…
ちょっと お箸を借ります
<ボルシチとは
赤いスープという意味だそうだ>
(女性)何か おいしそう…
(女性)もっと強く炒める?
そうですね はい
おいしくいただきましょう
っていう意味の…
じゃあ 皆さんでいただきましょう
(一同)スマチノーゴ
いただきます
うん! うん!
さっぱりしてて ある意味 夏向き
ねっ!
よかったです
よかった ホントに
それこそ
ご家庭でも作っていただけたら
うれしいです
(拍手)
<ツアーの合間
私の思いを聞いてほしい
と歌ってくれた歌がある>
こんにちは
よろしくお願いします
<77年前
私たちの国が
暗い闇を抜け出した あの日
空は
抜けるように青かったという>
<同じ日が
一日でも早く来るように…>
<ナターシャ・グジーが
ウクライナの言葉で
歌ってくれた 日本の歌>
♬~
♬~ (外国語で)
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
<このあとは 夜の海中探検>
<夜の海に広がる
神秘の世界>
<この生き物は 何だ?>
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