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日本映画界を牽引する石井裕也監督のオリジナル脚本による最新作『生きちゃった』(10月3日公開)の最終予告映像が解禁。
主演を務めるのは、『町田くんの世界』に続いての石井組となる仲野太賀。共演には、本作で女優として新たなステージへと覚醒した大島優子、『葛城事件』や『愛がなんだ』『街の上で』などに出演し、唯一無二の存在感と比類なき演技力を持つ若葉竜也が名を連ねる。
本作は、幼馴染みの山田厚久(仲野太賀)と奈津美(大島優子)、そして武田(若葉竜也)の三人の幼馴染の物語。いつも一緒に青春を過ごしていた3人。30歳になった現在、厚久と奈津美は結婚しており、5歳の娘がいる。平凡だがそれなりの生活を送っていたある日…。厚久が奈津美の浮気を知ってしまう。あまりにも突然のことで、厚久は怒ることもできなければ悲しむこともできない。感情に蓋をすることしかできなかった。その日を境に厚久と奈津美、武田の関係は歪んでいき、物語は衝撃的な展開へと向かっていく…。
解禁した最終予告には、心臓の鼓動音と共に、主演の仲野演じる厚久の「何でだろう、声が出ないんだ。日本人だからかな」と発する映像シーンから始まり、妻・奈津美(大島優子)の浮気現場を目撃する厚久、父親ではない別の 男と幸せそうに食卓を囲む厚久の娘・鈴(太田結乃)、原っぱを疾走する母(伊佐山ひろ子)、見知らぬ男性に写真を撮られる厚久と両親の姿が不規則に映し出されたのち、若葉竜也、パク・ジョンボム、芹澤興人、レ・ロマネスクら出演者の顔が加速する鼓動音に合わせて次々と切り替わる。そして、悲痛な叫びをあげる大島の姿で鼓動音が鳴りやみ、最後にピアノの旋律と共に、車内でむさび泣き感情を剥き出しにした仲野と若葉の姿を映し出した映像で収斂する内容で、映画のクライマックスを見せるという、斬新かつ出し惜しみのない「最終予告」となっている。
石井裕也監督のオリジナル脚本で、忖度も制約も無く、完全なる自由の中で作りあげた映画『生きちゃった』は、10 月 3 日(土)より渋谷・ユーロスペースにて公開し、10 月以降に「All the Things We Never Said」という英語タイトルで中国及 び香港、台湾、マカオなど、世界各国の劇場で公開される。
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