使用期限が過ぎた3回目接種のモデルナ製ワクチンの廃棄は全国で相次いでいます。高知市も5月25日に使用期限を迎える3万回から4万回分が廃棄される見込みだと5月2日に発表しました。
モデルナ製を選ぶ人が少ないことが背景にあり、高知市は9日から指定の医療機関で予約なしで接種を受けられるようにしました。使用期限まで1週間。接種はどこまで進んだのか高知市の担当者は。
高知市・ワクチン接種推進担当・植田耕太郎 副参事「約4万回分が廃棄を迎える見込み。一定想定していた幅の中で悪い数字になった」
予約なしでのモデルナ製の接種は1日あたり数十人から多い日で100人以上が受け「一定、成果はある」としました。一方で、依然として高齢者を中心にファイザー製を選ぶ人が多いということです。
高知市・ワクチン接種推進担当・植田耕太郎 副参事「(5月18日時点で)直近、今週の予約率はファイザーは9割、モデルナは2割にとどまる。貴重なワクチンでできるだけ有効活用したい。皆さんにはモデルナの接種をぜひ検討してほしい」
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