【ウクライナ情勢】ロシア軍、無差別攻撃強める ゼレンスキー大統領が投稿“2000超の教育施設が破壊された”

ウクライナ各地でロシア軍のミサイル攻撃が相次いでいます。ロシア軍はミサイルによる無差別攻撃を強めていて、多くの民間人が犠牲となっています。

ウクライナ北東部のハルキウ州で16日未明、住宅や学校、商店がミサイル攻撃を受け、3人が死亡しました。

破壊された学校の卒業生 少年(16)「戦争が終わったら、子供はどこで勉強すればいいの?」

また、南部オデーサ州では16日、巡航ミサイルが倉庫に着弾しました。ウクライナメディアによりますと、1人がケガをしたということです。

工業地帯が広がる中部ドニプロペトロウシク州でも15日、工場や市街地がミサイル攻撃を受け、少なくとも3人が死亡しました。さらに、翌日にも住宅や学校が攻撃され、2人が死亡したということです。

アメリカの政策研究機関「戦争研究所」は16日、「ロシア軍は地上攻撃を前日より減らしたが、砲撃やミサイル攻撃は増加した状態を維持している」と分析しています。

ゼレンスキー大統領「ロシアのどんなミサイルや大砲も、我々の団結や行く手を阻むことはできない」

また、ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアの攻撃によって学校や大学など2000を超える教育施設が破壊されたと自身のSNSに投稿しました。
(2022年7月17日放送)

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