アメリカ・シカゴ近郊で、独立記念日を祝うパレードの最中に男が銃を乱射し7人が死亡した事件で、殺人容疑で訴追された男が逃走中に隣の州でも同様の犯行を企てていたとみられることがわかりました。
この事件は、シカゴ近郊で4日、独立記念日を祝うパレードの最中に男が銃を乱射し7人が死亡したもので、地元当局は第1級殺人の容疑でロバート・クリモ容疑者を訴追しています。
クリモ容疑者は、「照準器を使い狙いを定めて発砲した」と供述しているということですが、現場から見つかった薬きょうの数から、80発以上が乱射された可能性があるとみられます。
さらに地元警察はクリモ容疑者が事件後、隣のウィスコンシン州内で開かれていた祝賀イベントの会場を訪れていたことを明らかにしました。
クリモ容疑者の車からは銃と60発の弾が見つかっていて、同様の銃乱射を企てていたと当局はみています。
クリモ容疑者は結局、ウィスコンシン州では犯行にいたらず、イリノイ州の現場近くに戻ったところで拘束されました。
(2022年7月7日放送)
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