関電が節電のポイントサービス導入 新社長「無理ない範囲で」と呼び掛け 原発再稼働遅れで安定供給に苦心

関西電力は27日、福井県おおい町にある大飯原発4号機で、配管から水漏れが確認されたと発表しました。

取り替え工事が発生するため、大飯原発4号機の再稼働は7月下旬にずれ込む見込みで、電力供給にどの程度余裕があるかを示す「予備率」は、最低限の3.0%まで引き下げられるということです。

電力の安定供給に苦心する関西電力。28日、副社長だった森望氏が新社長に就任しましたが、その記者会見で早速…

【関西電力 森望 新社長】
「社長に選任されました。まさに今、身の引き締まる思いです。今夏の電力需給についてご説明申し上げます」

こう述べた上で「無理のない範囲での節電」を呼び掛けました。

実はこの夏、「予備率」が最低限とされる3.0%を満たせるのは、関西電力以外の電力会社も合わせた「広域ブロック」でのこと。

他の電力会社による電気の融通が前提で、関西電力だけでみると、7月でマイナス3.9%、8月でマイナス6.6%となる見通しです。

そこで関西電力は、7月1日から、節電して減った電気の使用量に応じて1kWhあたり5円相当のポイントを付与する、事前申し込み制のポイントサービスを新たに導入し、節電を求めるということです。

カンテレ「報道ランナー」2022年6月28日放送
関西のニュースをお届けします!【カンテレNews】https://www.ktv.jp/news/
チャンネル登録をお願いします! http://www.youtube.com/channel/ UCQhaZjODkIjuv38d-i5TVRw?sub_confirmation=1

#関電 #節電 #ポイント #予備率

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事