11年前の男子高校生殺害事件 当時17歳の元少年(28)を逮捕 兵庫県神戸市

11年前、神戸市北区で男子高校生が殺害された事件で、警察は愛知県に住む当時17歳の元少年を殺人の疑いで逮捕しました。

殺人などの疑いで逮捕されたのは、愛知県に住む当時17歳の元少年(28)です。

この事件は、2010年10月、神戸市北区の路上で高校2年生だった堤将太さん(当時16)が何者かに刃物で首や頭を刺されて死亡したものです。

警察は堤さんと一緒にいた知人の少女の目撃情報などから、20代後半から30代くらいの小太りの男が犯人とみて行方を追っていました。

警察は事件の2年後から男の似顔絵を公開し、有力な情報には最高300万円の公的懸賞金を支払うことを決めるなどして捜査を進めていました。

兵庫県警は8月4日午後8時半から会見を開いて逮捕について発表し、「事件の全容解明に向け、引き続き捜査を進める」と述べました。

警察は元少年の認否を明らかにしておらず、元少年と堤さんの関係や、事件の詳しい経緯を調べる方針です。

2021年8月4日放送
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