新型コロナの影響などを受け倒産した企業は5月、宮城県内で「6件」あったことが分かりました。これで今年の倒産件数は、「44件」となり去年を上回るペースで推移しています。
東京商工リサーチによりますと、5月の倒産件数は前の月より1件増え6件でした。これで今年の倒産件数は44件となり、去年の同じ時期と比べ19件増えています。
東京商工リサーチは、「去年は新型コロナ関連の資金繰り支援策により倒産が大きく抑制されたが、今年に入り息切れする企業も出てきている」と分析しています。また今後については、「燃料高騰や円安などの影響が懸念される」としています。
東京商工リサーチ 廣田龍樹さん
「原材料・資材高が一番のポイント。売上が伸びず、原価ばかりがかさんでしまうと赤字転落する企業が増加するケースが想定される」
一方、東北地方の倒産件数も公表され、6月までに148件で去年の同じ時期と比べ66件増加しています。
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