2022年5月18日、民事訴訟法が改正されて民事裁判が基本オンラインで進められていく事が決定してしまいました。
これには離婚調停も含まれるようです。
離婚調停がオンラインで進められていくと復縁したい夫や妻にとって大きなマイナスになってしまいます。
なぜなら復縁自分磨きをして雰囲気や立ち振る舞いが変わった自分をアピールする場が失われる事になるからです。
どういう事かと言うと、今までは離婚調停になれば家裁に指定された日時に夫婦の両方が家裁に出向いて離婚調停をする流れだったので、相手に自分を間接的にアピールすることも可能でした。
離婚調停では直接相手と会う事はほぼないものの、駐車場や裁判所の出入り口、ホールや廊下のベンチなどでたまたま相手とすれ違う事もかなりありました。
しかしこの民事裁判ＩＴ化法案成立で離婚調停もオンライン化になるわけですから、その「すれ違いチャンス」も消えてしまうという事なのです。
これは夫婦の復縁にとっては意外なマイナスポイントです。
そして離婚手続きがオンライン化する事で「私は長年にわたって一緒に人生を歩いてきた人間と夫婦関係を終わらせる重大な話をしているのだ」という感覚も薄れてしまいます。
全部オンライン、全部ネット提出になってしまえば、離婚調停が「単なる手続き上の戦い」になってしまい、人間的な義理人情が浮き上がってこなくなります。
これも復縁にとっては大きなマイナスです。
相手方が「早くこのだるい手続き終われ」としか思えなくなってしまう可能性が高まるわけです。
そんな重要な法律が先日成立してしまいました。
そうなると夫婦の復縁成功率を上げるためにはもはやネット復縁工作しかありません。ネット復縁工作で少しでも相手の気持ちを離婚回避に向けさせるしか復縁の手立ては無くなってきているという事です。
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