20211223 UPLAN 村田弘「私見・原発賠償集団訴訟の到達点と課題」

【新ちょぼゼミ】
福島原発事故から早10年半近くが経過しました。事故の惨状は今でも生々しく残り、原発から放出された膨大な量の放射能による健康被害を回避すべく、多くの被害者が避難を余儀なくされたままです。しかし加害者の東電や国は、マスコミの前では口先で「心よりお詫び申し上げます」などと耳障りのいいことを言いますが、さて損害賠償など、自分達が引き起こした原発事故の償いや補償、原状回復の話になると、それこそ本音を露わにして拒否の姿勢・逃げの態度を改めようとはいたしません。そのことは福島原発事故をめぐる多くの裁判での被告=東電や国の証言から明らかになっています。彼らは全くと言っていいほど原発事故への真摯な反省などしておらず、従ってまた、原発・核燃サイクルの推進を再び始めようとしているのです。今回
は福島原発事故かながわ訴訟の原告団長の村田弘さんにおいでいただき、「原発賠償集団訴訟の到達点と課題」のお話をしていただきます。南相馬市にお住まいだった村田さんはご自身が被害者ですが、ご自身の裁判のみならず、日々全国の同様の原発事故損害賠償訴訟にも連帯・応援の趣旨で参加され、数多くの裁判をご覧になっておられます。
講師:
村田弘さん(むらたひろむ)さん 
1942年横須賀市生まれ。福島原発かながわ訴訟原告団団長。元朝日新聞社社員。
定年退職後に南相馬市小高区に移住。原発事故後横浜に避難。原発被告者団体連絡会(ひだんれん)幹事、原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表、避難の協同センター世話人も務めている

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