気象庁は、岐阜と長野の県境にある北アルプス・焼岳(やけだけ)で、23日夜から火山性の地震が増えていることなどから、噴火警戒レベルを「2」に引き上げました。
気象庁によりますと、岐阜と長野の県境にある焼岳では、23日午後11時ごろから火山性の地震が増加しています。
また、山頂付近で緩やかな膨張も続いていて、火口からおおむね1キロメートルの範囲に影響が及ぶ噴火の恐れがあることから、24日午前9時半に噴火警戒レベルを1から「火口周辺規制」の2に引き上げました。
対象となるのは、岐阜県の高山市と長野県の松本市で、想定火口域から1キロの範囲では大きな噴石に警戒し、危険な地域には立ち入らないでください。
2011年、焼岳に噴火警戒レベルが導入されて以来、2に引き上げられたのは、初めてです。
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