新型コロナウイルスの3回目接種のワクチンについて群馬県前橋市はモデルナ製のワクチン約8300回分を廃棄する見通しを示しました。
前橋市の新型コロナワクチン接種推進室によりますと今回廃棄される予定となっているのは2月上旬に入荷し今月28日に使用期限を迎えるモデルナ製のワクチン8340回分です。
市によりますと未接種の人へ接種の呼びかけを行ったほか予約なしでも接種が受けられる当日枠を設けるなどしましたが全て使い切ることは出来ませんでした。一方、ファイザー製ワクチンの廃棄はないということです。
前橋市の3回目の接種率は今月27日現在で77・7%となっていて4回目接種は今月25日から順次始まっています。今日の定例会見で山本市長は「余裕をもってワクチンの接種体制を整えてきたが見込みより少ない接種希望でワクチンが廃棄にいたり残念。4回目についてもしっかりと需要を見極めて政府にワクチンの供給をお願いしていきたい」と話しました。
3回目接種のワクチンについては太田市でも約3700回分を廃棄する見通しとなっています。
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