トルコのエルドアン大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、国連を交えた会談の開催を提案しました。
トルコ大統領府によりますと、エルドアン大統領は30日、プーチン大統領との電話会談で「和平の早期実現に向け、一刻も早い措置を講じる必要がある」としたうえで、ロシアとウクライナ双方から合意が得られれば、国連を交えた会談を開催すると呼びかけました。
さらに、和平の構築に向けた「監視メカニズム」の役割を担う用意があるとしています。
トルコは、ロシア、ウクライナ両国と外交や安全保障をめぐり良好な関係を築いてきていて、停戦交渉の仲介に積極的な姿勢をみせていますが、これまでのところ進展はみられていません。
一方、ロシア大統領府によりますと、プーチン大統領は電話会談でロシアによる黒海封鎖が指摘される中、トルコと連携し海上輸送が妨げられないようにする用意があると発言しました。
そのうえで「ウクライナの港からの穀物輸出にも適用される」とし、「対ロ制裁を解除すればロシアも大量の農産物を輸出できる」と強調しました。
こうした中、複数のアメリカメディアは、バイデン政権が最大射程300キロの多連装ロケットシステムをウクライナに供与することを近く発表する見通しだと報じましたが、バイデン大統領は30日、次のように述べました。
アメリカ バイデン大統領
「ロシアを攻撃するようなロケットシステムは我々は送らない」
ドンバス地方でのロシア軍の攻勢に対抗するためにウクライナ側は多連装ロケットシステムの供与を強く求めていますが、ロシア国内への攻撃に使用されれば、大きな反発を招く可能性もあります。
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