国会では、検察官を含む国家公務員の定年を65歳に延長する改正案の実質審議が始まりました。野党側は森法務大臣の出席を求めましたが、与党側が応じなかったため、反発して審議を欠席しました。
立国社会派・今井議員:「論点は検察庁法をどうするか。森大臣と議論しないと審査できない」
共産・塩川議員:「コロナの感染症対策に全力挙げる時に火事場泥棒的なことは許されない」
改正案は一般職の国家公務員に加えて、現在63歳となっている検察官の定年も65歳に引き上げるものです。検察官の定年はこれまでは延長できないと解釈されてきましたが、今回、安倍政権はこの法解釈を変えました。これに対して野党側は「内閣の検察人事への介入は許されない」として、検察官の定年延長の部分を法案から削除することと森大臣への質疑を求めています。しかし、与党側が拒否したことから、立憲民主党など一部の野党は8日の審議を欠席しました。政府・与党は今の国会での成立を目指していますが、野党側は森大臣が出席しない限り今後の審議日程にも応じない方針です。
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