欧州で感染広がる「サル痘」、米国でも1人の患者を確認

米マサチューセッツ州の衛生当局は18日、最近カナダから帰った男性が、天然痘と症状が似ている「サル痘」に感染したことを確認したと発表した。 サル痘は主に西アフリカと中央アフリカで確認され、人間の天然痘に似たまれなウイルス感染症。症状は、発熱、頭痛、顔から始まって全体に広がる皮膚の発疹などだ。 サル痘感染は英国やポルトガル、スペインなどで報告が相次いでいたが、今年に入って米国で確認されたのは今回が初めて。 英国では7人、ポルトガルでは5人確認されている。

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