新型コロナウイルスの感染源を巡り、各国の批判合戦が相次いでいます。中国ではコロナ克服を記念した「切手」まで登場しましたが、そこには異変が。
トランプ大統領は連日のように中国を批判しています。新型コロナウイルスによる死者が7万人を超えたアメリカ。感染拡大の原因は中国にあるとしていますが、これに中国は猛反発しました。
中国の武漢市当局は最初に感染を確認したのは去年12月8日としていますが、欧米ではそれ以前かもしくは同じ時期にすでに感染が広まっていた可能性があると中国メディアが報じ始めました。去年11月に体調を崩してインフルエンザと診断された市長が、このほど新型コロナウイルスに感染していたことを示す抗体を持っていたことが分かったと報道。また、フランスでは去年12月末に肺炎で入院した男性の検体を改めて検査した結果、新型コロナウイルスに感染していたことが判明しました。中国国営の中央テレビはフランスでは1月には多くの無症状患者がいて、感染が拡大したと推測できると伝えました。
中国ではSNSを中心に欧米のウイルスは中国から広がったものではないなどの声が増えています。近く中国で発売される新型コロナウイルスの克服を記念した切手。当初のデザインには武漢の観光名所「黄鶴楼」が描かれていましたが、発生源が武漢であることを想起させることを嫌ったのか、黄鶴楼を消して発売されることになりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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