【出所】
米国経済と日米経済関係(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000240495.pdf
Why The U.S. Dollar May Be In Danger
https://www.youtube.com/watch?v=6okaRfROlnY&list=PLCrVpwwGlYJ03i2Pk7AagV1hKirNfC2sj&index=48&t=512s
円安に経済界から懸念の声相次ぐ、日本が「一人負け」の指摘も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-29/R9HPTKDWX2PS01
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円安が止まりません。円は今まで世界に危機が訪れた時、「逃避先」として買われる傾向がありましたが、今はその動きは全くみられません。日本では、長らく「円安」が経済にとって「良いこと」とみなされてきました。例えば日本の市場で時価総額トップのトヨタ自動車は対ドルで、1円円安になれば、営業利益が400億円程度かさ上げされると言われています。そのためトヨタなどは決算の際に、営業利益に対して為替の要因がどの程度だったのか、必ず開示があるんです。それくらい為替の変動は利益に対して影響が大きいので、無視できない要因だということです。トヨタのような会社は円安になればなるほど、見た目の利益が上がるため、今までは円高は「悪」、円安は「善」とされてきました。10年前、円高が進行し、1ドル76円をつけた際に、豊田社長は次のようにコメントしています。しかし現在、状況は一変しています。多くの人が今の円安を「悪い円安」だとみなしていますよね。日本鉄鋼連盟の会長で、日本製鐵の社長である橋本氏は「日本の製造業にとって円安がリスクになることは初めてだ」とコメントし、経済界からは円安に対しての懸念の声が多く集まり、「日本が一人負け」しているとの指摘もあります。こうした経済界の危機感をよそに、ゴールマンは更なる円安を予想し、介入があったとしても、日銀がイールドカーブコントールを続け、米国債の金利上昇が続く限り、円安は止めれらないとコメントしています。なぜ米国の金利が上昇すると円安が加速してしまうかというと、「円キャリートレード」が行われるからです。円キャリートレードとは金利の安い円で資金を調達し、その円を売って外貨に交換し投資をすることです。例えば私たち個人投資家が外貨建てでナスダックやS&PのE T Fを買うことも円キャリートレードと言えます。過去10年では円安が続いていたので外貨建て投資によって高いリターンを得てきた人も多いでしょう。
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本動画に出てくる翻訳に関しては、作者の意訳も含まれております。
翻訳が完璧ではないこと、ご了承ください。
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