北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZU1(カズワン)」の捜索で、海上保安庁は5月4日、初めて船内に入った水中カメラの画像を公開しました。
公開された、深さ115メートルほどの海底に沈んでいる「KAZU1(カズワン)」の船内の画像です。
3日午後5時すぎ、道警の水中カメラが船内に初めて入りました。
海上保安庁によりますと、水中カメラには客室の座席以外に人の姿はなく、行方不明者に関する手掛かりはなかったということです。
現場周辺の海域では4日も海保や地元の漁船などが12人の行方不明者の捜索をしましたが、これまでに新たな発見の情報はありません。
海上保安庁は業務上過失致死の疑いで運航会社や関係先を捜索していて出航の判断や安全管理体制に問題がなかったか調べています。
(KAZU1の「ワン」は正式にはローマ数字)
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