【字幕】地下鉄サリン事件 警視庁無線交信記録

本動画公開の趣旨
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かつて平和な日本の首都圏を走る地下鉄にて、世界的にも例のない毒ガス兵器「サリン」が同時多発的に使われるという大規模テロが発生しました。その対応に当たられた警視庁通信指令本部と各警察署、そして現場の惨状を報告する警察官たちの無線通話です。尚、本動画は決して毒ガス兵器並びにテロ行為を養護する意図はありません。忘れてはいけない記憶として、後世に伝えたい・伝えるべき歴史的資料という位置付けです。

通話の特殊性から説明サイトを仮設置
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警察特有の無線通話であるが故、特有の言い回し等も多く用語に関する
質問が多い為、急遽用語解説ページ(永遠に仮)を外部に設置致しました。
「セルコールって何?」と質問する前に一度お読み下さい。
事件当時の警視庁通話コード、隠語、略語、
及び組織や通信システムに関する解説です。
https://city-nagoya.org/pch_yougo/

非常^2に多い質問と指摘に付いて、真っ先に回答しておきます
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多数の方より冒頭部分の通話に付いて「感じゃないよ、カーだよ」と
ほぼ同一のフレーズで
指摘を頂いております。
過去に幾度となく説明して参りましたが「カー」ではなく「感」です。
「感度若しくは感明度の感」であり「応答がない」ことを意味します。
これは警察無線特有の用語ではなく無線通信用語です。
あまりに多くの指摘に正直ウンザリしていたりして…。
改めて「カーじゃないよ、感ですよ」と回答させて頂きます。
https://bit.ly/2U6pr5M
https://bit.ly/2AxqgxO
https://bit.ly/3gMXwld
https://bit.ly/2AArCaQ
http://bit.ly/2Suhyp9
http://bit.ly/31HuXwB
http://bit.ly/37RYUyC
https://bit.ly/3vB4YpR

こちらの動画冒頭部分を参考にしてください。「カン」は無線用語の1つです。
【JR東日本】カシオペア推進運転(尾久⇒上野)撮影 第1弾 客車からの景色
https://youtu.be/oUt5tjzoKik
> ただ今から無線機の通話試験を行います。
> ”感明”はいかがですか、どうぞ。

「感明」とは感度と明瞭度を同時に表す無線用語で、
警察無線では「感度」だけで「明瞭度」は通話試験項目にない為に
「感明」ではなく「感度(またはメリット)」のみを指し示します。
そして、呼び出した相手局の応答が得られない場合も「感なし」や
「感ありません」の様にも用いられる無線用語の省略形です。
更に私は全国各都道府県警察の無線通話を聞いたことがありません。
特定の府警・道警・県警ではパトカーを「カー」と呼ぶのかは存じませんが、
少なくとも警視庁(東京都内)ではパトカーは「PC」であり「カー」と
いう言い回しは私が知る限り聞いた記憶がありません。

尚、下記部分は公開時からの消し忘れと考えられるため訂正致しました。
まさか、ピー音による消し忘れがあるなんて思わないじゃないですか…。
誤) 00:44 中央了解
誘導願います どうぞ
正) 00:44 中央了解
イトウ(担当者名)願います どうぞ

事件の概要
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1995年(平成7年)3月20日 宗教法人オウム真理教により、世界的に例のない日本の首都を走る地下鉄車内で毒ガス兵器「サリンガス」を用いた無差別同時多発テロが発生しました。地下鉄職員や多くの乗客が犠牲となり最終的に死者13名、負傷者約6,300名(正確な負傷者数は当局も把握できていません)という大惨事となりました。また、捜査や救助活動で地下鉄構内に入った方々や医療関係者も二次被害を受けました。事件から20年以上(これは将来的に変わるでしょう)が経過した現在も後遺症に苦しむ被害者がいます。現在、警察官に新規採用される方々は、聞いたことはあっても正確な事件内容までは知らないことでしょう。この事件を知らぬ世代へ、同じ悲劇を繰り返さぬ為にも後世に残すべき貴重な資料としてここに残します。

警察無線の通話に付いて
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警察無線特有の無線通話であり、輻輳や通話統制によって混乱している上に、専門用語、隠語、略語、通話コードなど特殊な用語が多用されているせいか、字幕の要望を多数頂きました。もし、字幕を読んでも意味が理解できない用語等がありましたらコメントより質問して下さい。答えられる範囲とはなりますが全力で解説致します。ただ、できれば質問をする前に過去コメントに目を通し、回答済の質疑や補足情報がないかを確認して頂きたい。

※あまりに同じ内容の質問が多いので用語解説特設ページを設けました。
https://city-nagoya.org/pch_yougo/

通話記録の出処に付いて
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警視庁の通信記録は1年間保管後、廃棄されるとされています。ところが、地下鉄サリン事件発生当時の通話を記録したカセットテープが、2015年3月に偶然同庁内から発見されたため公開に至ったそうです。本当に偶然だったのかは分かりませんが、公式にはそう発表されています。テープ発見~公開までの経緯 (ハムライフ・ドット・ジェーピーさま) https://goo.gl/sBx1cf

どーでも良いけど超重要! 電波法第59条 秘密の保護
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一旦、動画を非公開としタライ回しにされた末、ようやく警視庁広報課の確認が取れました。大まかな見解と致しましては「我々が有用と判断し公開した資料である以上、広く知られる必要があるもです(だと思う)。(公開した資料に)おかしな改変を加えない限り、公に掲載することに何ら問題ない(と思う)」との回答でした。また、広告収益に関しては「我々が収益を受け取ることはできかねるので、それに付いては自由なのではないか?」とのこと。「思う」という曖昧な回答となっているのは、インターネットとは縁遠い感じの高齢担当者だった為で、名前は名乗って頂けませんでしたが、警視庁広報課担当者様による正式な回答です。しかし、何故ここまでしなくてはならないのでしょうか?広報業務の範囲とは言え、本来不要な業務を増やす結果となりました。

何より本事件発生時点で既にMPRと呼ばれるディジタル方式に移行済みであり、民間人である私が直接それを傍受することは不可能に近いと言えます。
つまり、傍受したものを公開 → 電波法第59条違反
警視庁自ら報道機関に公開 → 電波法上の問題ナシ
報道各社は貴重な資料にも関わらず一定期間経過で削除 → 著作権法上の問題ナシ
そもそも著作権は警視庁に帰属します。

最後に
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「電波法が」「違法だ」など多くのご意見には参らされました。
個人の人格攻撃から病気扱いまでして頂き有難うございます。
しかし、真実である以上は決して削除や内容に手を加えることはありません。

キャプション(字幕)付け作業は想像以上に大変でした。(;´Д`) マジ
【関連】かつて警察無線で使用されていた「10番A秘話」の再現実験
https://youtu.be/x1BFynH8N88

字幕生データ(*.srt)
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地下鉄サリン字幕01.txt https://goo.gl/sm7iDp
地下鉄サリン字幕02.txt https://goo.gl/uR1Jrn
地下鉄サリン字幕03.txt https://goo.gl/LUoHIZ

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