ロシア軍の激しい攻撃を受けているウクライナ南東部マリウポリの市長は、これまでにおよそ5,000人が死亡したと明らかにした。
ウクライナメディアによると、マリウポリの市長は28日、「ロシア軍に包囲されて以降、およそ5,000人が殺され、そのうち210人が子どもだ」と述べた。
さらに27日現在、およそ17万人の市民が、暖房や水がない状態で街に取り残されているという。
マウリポリから妹と逃げてきた20歳学生「家のすぐ近くで激しい戦闘が起き、家の半分がなくなった。何日も眠れず、食べるものもなかった」
また、ウクライナのポドリャク大統領府顧問は、「北西部のルツクなどでは、毎日のようにミサイルによる攻撃が続いている」と述べた。
こうした中、ロシアとウクライナによる対面での停戦交渉が、日本時間29日午後4時半から、トルコのイスタンブールで行われる予定。
交渉に先立ち、トルコのエルドアン大統領が、それぞれの代表団と会談する見通し。
ウクライナのクレバ外相は、交渉について「最小目標は人道的問題を解決すること。最大目標は停戦の合意だ」としたうえで、「ウクライナ政府は国民や領土、主権を取引しない」と強調した。
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