岸田首相は、参議院予算委員会で、プーチン大統領が、軍に対し、核戦力を念頭に置いた命令を出したことについて、「事態を、さらに不安定化させる危険な行為だ」と厳しく批判した。
岸田首相「(プーチン大統領が)核に言及することは、こうした事態を、さらに不安定化させる危険な行為であると認識する。唯一の戦争被爆国のわが国としても、厳しく、こうした問題点を指摘しなければならない立場である」
さらに岸田首相は、27日発表したプーチン大統領の資産凍結について、「速やかに行動に移したい」と述べたうえで、ロシアへのさらなる制裁についても、「今後の状況をしっかり把握したうえで、行動を考えていく」と強調した。
また、ウクライナの隣国・ベラルーシについて、「ロシアの軍事行動を支えている」として、検討している制裁について、「早急に結論を出したい」と述べた。
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