【“損傷”ロシア巡洋艦】「爆発火災と暴風雨で沈没」  ロシア通信社

ウクライナ軍の攻撃を受けたとされるロシアのミサイル巡洋艦について、ロシアの通信社は14日、「爆発による火災と暴風雨により、沈没した」と伝えました。

ロシア黒海艦隊のミサイル巡洋艦「モスクワ」を巡っては、ウクライナ軍が対艦ミサイル2発で攻撃を行ったと主張しています。一方、ロシア通信は、このミサイル巡洋艦が、「爆発による火災を受け、曳航(えいこう)されている最中、暴風雨により沈没した」と伝えました。

これに先立ちアメリカのサリバン大統領補佐官は14日、ミサイル巡洋艦の被害が、「ロシアへの大打撃になる」との認識を示していました。

サリバン大統領補佐官「ロシアにとって大打撃だ。ロシアの旗艦であり、彼らもひどい損傷を受けたと認めざるを得ない」

また、サリバン補佐官は、対ロシア制裁の回避を阻止する新たな取り組みを、来週か再来週に発表すると述べました。

こうした中、バイデン大統領は、ウクライナの首都キーウへの高官の派遣を検討していると明らかにしました。

アメリカメディアは、ブリンケン国務長官やオースティン国防長官が候補に挙がっているとしています。
(2022年4月15日放送)

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