死刑囚の母、息子を語る（＃１）【ドキュメンタリー】前橋連続強盗殺人事件の犯人、土屋和也死刑囚の半生とは。２人を殺害し得たのは7000円とリンゴ。貧困の幼少期、それは親の離婚、借金、水商売の寮…

【文春オンライン】に記事が掲載されています。ノンフィクションライター高木瑞穂氏と共同取材しました。
よろしければこちらもご覧ください。

https://bunshun.jp/articles/-/44821

２０１４年１１、１２月に前橋市で起きた連続強盗殺人事件。
逮捕された犯人は当時、若干２６歳の若者だった。
その若者は、犯した犯罪とは裏腹に近所での評判も悪くない男だった。

今は死刑囚として執行を待つ身の土屋和也死刑囚。
そんな彼の半生を独自取材すると、あまりにも壮絶な過去を持っていた。

私たちは独自に入手した土屋和也が残した手記を読み、
実の母親へのインタビューを試みた。

彼の半生は、離婚、借金、貧困、そして親との離別、
もし何か一つでもボタンを掛け違えなければ…と思わざるを得なかった。

しかし、彼の犯した罪には弁解の余地がないのも事実だ。
孤独、貧困に追われ、社会のセーフティネットに引っかからなかった一人の死刑囚の半生を残すことには意味があると取材を継続した。

土屋和也はいかにして死刑囚になったのかに迫る

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