日銀は利回りを指定して国債を無制限に買い入れ、金利の上昇を抑える「指値オペ=公開市場操作」の入札を実施しましたが、金融機関の応札はありませんでした。
金利の上昇の抑制を狙う14日の指値オペは2018年7月以来、およそ3年半ぶりになります。
日銀は指値オペで10年満期の国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れます。
市場よりも安く日銀に売ると損をするため、長期金利が0.25%より低く価格が高いこともあって応札した金融機関はありませんでした。
日銀は大幅な金融緩和で長期金利を0%程度に誘導していて、プラス・マイナス0.25%の範囲であれば許容するとしています。
10日、長期金利が0.23%になり、上限に迫ったため金利の上昇を抑え込む必要があると判断しました。
国債は売られると価格が下がって利回りが上がり、買われると価格が上がって利回りが低下します。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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