“ロシア軍は他国に戦線拡大も“米政府警戒 制裁も「効果に時間かかる」

ウクライナに軍事侵攻したロシア軍は、制空権を確保し、首都キエフに迫っている。

数時間以内にも、キエフが陥落するとの情報が出ている。

アメリカ・ワシントン支局から中西孝介記者が中継でお伝えする。

アメリカのブリンケン国務長官は、相次いでテレビ出演し、ウクライナの首都キエフが「脅威にさらされている。すでに制圧されている可能性もある」と極めて厳しい状況であると話した。

アメリカ政府も、ロシア軍が首都キエフ近くまで軍の部隊を進めていて、首都の陥落が近いのではないかと警戒を強めている。

さらにホワイトハウスは、会見でプーチン大統領がウクライナより「もっと大きな野心を持っている」とし、ロシア軍が、さらにほかの国へと戦線を拡大する可能性があると厳しく批判している。

バイデン大統領は24日に、ロシア最大の金融機関の資産凍結や、輸出規制を強化する大規模な制裁を発表したが、バイデン大統領自身が「効果には時間がかかる」とし、軍事侵攻を即時に止める効果は乏しいのが現状。

バイデン大統領が、軍事侵攻を止める抑止力として力を発揮できるのか、厳しい状況に立たされている。

FNNプライムオンライン
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