韓国大統領選 あす投開票 与野党“一騎打ち”最新情勢は?

5年に一度の韓国大統領選挙は、9日に投開票を迎える。

与野党候補が終盤まで激しく競り合う異例の展開で、勝敗の行方はどうなるのか、韓国・ソウル支局の熱海吉和記者が解説する。

週末に行われた期日前投票が前回を大幅に上回る36.9%を記録するなど、有権者の政権交代の是非を問う選挙への関心は、極めて高いものになっている。

選挙戦は革新系与党の李在明(イ・ジェミョン)候補と、保守系最大野党の尹錫悦(ユン・ソギョル)候補の事実上「一騎打ち」となっていて、支持率は拮抗(きっこう)している。

3月3日には、尹氏と支持率で3位につけていた野党候補が一本化に合意。

超接戦の構図に変化が生じるか注目されたが、逆に「与党陣営の結集が進む」との見方もあって、勝敗の行方は最後まで見通せない。

冷え切った日韓関係については、李氏に強硬姿勢が目立つのに対し、尹氏は関係改善を掲げるなど、比較的穏健で対応が分かれている。

ただ、有権者の関心は高騰する不動産対策など国内経済や雇用問題で、日韓関係は大きな争点になっていない。

異例の超接戦となった大統領選挙。

両候補は、最後の遊説を若者が多いソウルで行い、支持を訴える予定。

FNNプライムオンライン
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