ウクライナ政府はロシア軍の大型揚陸艦を破壊し、別の部隊も撤退させたと発表しました。一方で、ロシア軍の非人道兵器の使用に警戒が強まっています。
CNN記者:「映像では爆発の様子が鮮明に映っています。2回目の爆発もありました。その爆発で大きな燃料タンクと武器庫にも引火しました。それが2回目の爆発につながったのです」
炎が上がる、ロシアの揚陸艦。もう1隻は、港を離れていきます。その直後・・・。
ウクライナ国防省は、ベルジャンシクでロシア軍の揚陸艦の破壊に成功したと発表しました。
ロシアの侵攻が始まって1カ月、ウクライナ側も必死の抵抗を続けています。
ウクライナのメディアは、ロシア軍の一部部隊は50%の人員を失った後、スロボジャンスキーまで後退したと伝えています。
しかし、別の場所では・・・。
煙に包まれる住民。ウクライナ北東部ハリコフでは住宅地が砲撃されました。
住民:「突然、天井が落ちてきました。服を着て出てきたら、ここは全部破壊されていました」
黒海に面した港湾都市オデッサでは、迫るロシア軍に備え、住民が手で土嚢(どのう)を積みバリケードを作っていました。
ベルギーでは24日、NATO(北大西洋条約機構)やG7(主要7カ国)の緊急会合が行われました。
イギリス、ジョンソン首相:「福島で作られたビスケットです。今、フミオと食べていたんだ。すごくすごく、おいしいよ。一緒に日本で放映されることを祈ってるよ」
結束をアピールする各国。
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「グレートセブンならぬ“ピースキーパーズ”グレートセブンになることができる」
「ピースキーパーズ」。ゼレンスキー大統領は、「平和を守るG7」になって欲しいと訴えました。
そのベルギーの街中では、ウクライナの人々が地面に横たわり、侵攻に抗議。戦争が始まってから亡くなった、ウクライナ人の遺体を表しているそうです。
家族がウクライナに残っている人:「経済制裁でも武器でも財政支援でもいいし、石油やガスの禁輸でもいい。この戦争に勝つために必要なものなら何でもいいです」
また、NATOでの演説では、ゼレンスキー大統領から気になる発言も飛び出しました。
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「今朝は白リン爆弾を使われた」
ロシア軍が非人道兵器「白リン爆弾」を使用したと訴えました。
アメリカ、バイデン大統領:「彼がそれを使用した場合、我々はそれに対応する。対応の性質は(兵器の)使用の性質による」
化学兵器が使用されれば対抗措置を取ると話したバイデン大統領。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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