ウクライナのゼレンスキー大統領による日本の国会での演説が早ければ3連休明けの22日にも行われる可能性のあることが分かりました。
ゼレンスキー大統領が日本の国会でのオンライン演説を政府に提案している件について、立憲民主党・泉代表のSNSへの投稿で波紋が広がっています。
立憲民主党・泉代表のツイッターから:「国会演説の前に『首脳会談・共同声明』が絶対条件だ。演説内容もあくまで両国合意の範囲にすべき。それが当然だ」
「大統領は今、首脳会談ができる状態ではない」「外国の国家元首に対して、言論統制をするべきではない」など、ネット上では批判の声が・・・。
そして、身内からも。
立憲民主党幹部:「なんであんなこと言っちゃったのかね・・・」
立憲民主党中堅議員:「代表のツイッターは気にしないで、とにかく早くやることが大事だと思っている」
投稿の真意は。18日朝、泉代表本人が答えました。
立憲民主党・泉健太代表:「私の投稿としては、私自身の思いを投稿させて頂きました」
「個人的な考え」を強調したうえで・・・。
立憲民主党・泉健太代表:「私は日本の国権の最高機関での演説は非常に重たいものだと思っています。実は過去の様々なケースを見ると、色んな国からの国会演説要請に対して、国会がお断りをしているケースというのが多々ある。大統領と岸田総理が事前に会談して・・・」
泉代表は演説自体に反対ではないと釈明しながらも、首脳会談や共同声明、演説内容の「事前調整」に関しては必要性を改めて強調。
これまで、国会では国家元首以外にも国連のアナン事務総長、当時、政党の副議長だったネルソン・マンデラ氏、イギリスのチャールズ皇太子など首脳会談を行う立場ではない人が演説を行ったケースもあります。
立憲民主党・泉健太代表:「全く調整なく認めるのはあり得ないと思います」
泉代表はさらに、国会議事堂ではなく「議員会館の会議場」などで演説を行うなら「制約は少なくなる」とも語っています。
自民党幹部によると、ゼレンスキー大統領の国会演説について、22日の夕方にも実施する方向で調整していることが分かりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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