23日に国会でオンライン演説へ ゼレンスキー大統領 [ウクライナ侵攻](2022年03月18日)

ウクライナのゼレンスキー大統領が、23日に日本の国会でオンライン演説を行うことが固まった。

ゼレンスキー大統領は、これまでアメリカやイギリス、ドイツなどの議会でオンライン演説をしており、日本にも在日ウクライナ大使館を通じて開催を申し入れていた。

与党幹部によると、日本側は22日の開催を打診していたが、18日夜、ウクライナ側から回答があり、23日午後6時から、日本の国会でオンライン形式の演説を行うことが固まったという。

今後、国会で正式な手続きが行われる。

このニュースについて、フジテレビ・風間晋解説委員に話を聞く。

内田嶺衣奈キャスター「ゼレンスキー大統領のオンラインによる国会演説は、前例がないことや技術的な課題というのを指摘されていましたが、実施の方向が固まったようですね」

風間解説委員「16日夜のアメリカ議会での演説は、本会議場とは別のホールで行われました。それを見て、日本も本会議場にこだわらずに調整が進んだと思います。一方、外国指導者の国会演説は、首脳会談や共同声明が前提だとする声もありました。平時の感覚ではそうなのでしょうが、今、ウクライナはロシアとの戦争があり、日本はG7(主要7カ国)の国々と結束してそのロシアに経済制裁を科しています。日本はすでに一方の側に立ってこの戦争に関与しているわけです。ゼレンスキー大統領の演説に耳を傾け、そうすることによって支援と連帯の決意を示す、それがG7の共通の感覚だと思います」

内田キャスター「世界の多くの方にゼレンスキー大統領の言葉が届いている一方で、依然として戦闘状態が続いていることに心が痛みます。1日も早い停戦が望まれます」

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

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