SNSで急上昇し、番組が注目したワードは「オンライン演説」です。日本政府に対し、ウクライナのゼレンスキー大統領が「日本の国会でオンライン形式で演説を行いたい」と打診したことが分かりました。
首都キエフで15日、ポーランド、チェコ、スロベニアの首相と会談したゼレンスキー大統領。
カナダの議会では、ビデオ演説を行いました。
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「我々はすべての敵を打ち負かすことができると確信している。ウクライナに栄光あれ!カナダに感謝を!」
8日には、イギリス議会でもビデオ演説を行ったゼレンスキー大統領。こうした光景が、日本でも見られるのでしょうか・・・。
ウクライナ政府は、ゼレンスキー大統領のオンライン演説を日本の国会で行いたいと日本政府に打診していることが分かりました。
しかし、関係者によりますと、実現にはハードルがあるといいます。
国会にはオンライン演説の前例がないことに加え、スクリーンがないことなどの問題があるというのです。
立憲民主党の泉代表はツイッターで「他国指導者の国会演説は影響が大きいだけに、オンライン技術論で論ずるのは危険。国会演説の前に『首脳会談・共同声明』を出すことが絶対条件だ」との見解を示しました。
一方、国民民主党の玉木代表は「前例がないとの理由で断るなんてあり得ない。モニターがスクリーンを持ち込めばいい。柔軟に対応すべき」としています。
政治アナリスト・伊藤惇夫さん:「技術的な問題というのは解決しようと思えば、すぐ解決できるはずですから、やる気があるのかないのかっていう問題だと思う。日本政府は基本的に様子見ですから、もし国際社会がこぞってオンライン演説を受け入れる状況になれば、遅まきながら実現する可能性はあると思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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