ロシア軍が首都キエフ侵攻 陥落間近か 逃げ惑う市民どうなる(2022年2月25日)

首都キエフをはじめウクライナ各地へ侵攻を続けるロシア軍。

現地から届いた最新映像には、逃げまどう家族連れの姿もあった。

首都キエフの街中を小走りで配置につく、ウクライナ軍の兵士たち。

小銃や弾薬の入った箱を手に、緊迫した様子が確認できる。

ウクライナメディアは25日、キエフ市内にロシア軍が侵攻したと報じた。

市民が住むマンションの間を走る、ロシアの軍用車両。

別の映像では、4車線の道路へ軍用車両が線路から侵入していく様子も。

撮影したとみられる市民は、「軍用車両に人がひかれた」とも話している。

制空権を確保し、3方向から侵攻を続けるロシア軍。

ベラルーシとの国境からキエフまで、およそ90kmを侵攻開始から1日余りで進んだことになる。

戦禍によって市民の日常は奪われ、ウクライナ東部のマリウポリでは幼い子どもを連れ、防空壕に逃げ込む家族の姿が。

女の子「私、死にたくない」、「ドーンという音で目が覚めた。戦争はいやだ」

ロシア軍から発射されたミサイルは、軍事施設のほか、アパートなど民間施設にも命中。

一般市民にも犠牲者が多数出ているという。

ポーランド側の国境。

ウクライナでの国民総動員の発令により、夫や父親と別れて退避してくる家族の姿も目立つ。

戦禍を避け、一時的にポーランドに脱出しようとする人々。

しかし、国民総動員令により18歳から60歳までの男性は出国禁止に。

無事にポーランドに渡れたものの、夫と離ればなれになった女性は、「(夫と離ればなれになった?)はい。とても悲しいです」と涙ながらに語った。

ゼレンスキー大統領は、日本時間25日夜、自らのSNSに声明を発表。

ロシアのプーチン大統領に協議を呼びかけた。

ウクライナ・ゼレンスキー大統領「ロシア大統領にもう一度訴えたい。ウクライナ全土で戦闘が行われている。協議の席に着き、人々の死を阻止しよう」

ウクライナのゼレンスキー大統領が協議を呼びかけたのに対し、ロシアのプーチン大統領はどのように対応するのだろうか。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

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