ベラルーシのルカシェンコ政権が5月23日、領空飛行中のアイルランド旅客機を強制着陸させ反政権派ジャーナリストを拘束した。
“ヨーロッパ最後の独裁者”とも言われるルカシェンコ大統領は「イスラム組織ハマスを名乗る組織により、爆発物が仕掛けられたとの情報を受けたためだ」と正当化。
欧米があらゆる手段を動員して「ハイブリッド戦争」をけしかけていると一方的に主張した。
しかし国際社会は「国家によるハイジャック」などとして一斉に批判。
ベラルーシへの制裁を決めた。
こうした事態にルカシェンコ大統領が泣きついたのはロシアのプーチン大統領だ。
プーチン大統領はベラルーシ擁護の立場を示し、両首脳は「対欧米」で結束を確認した。しかし実はプーチン大統領は全面的にルカシェンコ大統領を支持しているわけでは無い。
その背景には何があるのか?
ディレクター:古野桃子
編集:臼井匡彦
プロデューサー:矢田典隆
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