騒然とする、北海道・JR旭川駅。
逃げた男とみられる人物は、カメラに映っていた。
27日夕方、駅にあるトイレの前で、ベトナム人の男性が刃物で刺され、死亡した。
目撃者「被害者が横にいて、なんか声がしたと思って見たら事件が起きた」
容疑者は、男性を刺したあと逃走したが、27日午後7時すぎ、自宅にいるところを警察が発見。
ベトナム人の技能実習生、グエン・ゴック・トゥン容疑者(24)が逮捕された。
その後の調べで、グエン容疑者の逃走手段はタクシーだったということが判明した。
男は、奥から急ぎ足で、ガスステーションに向かい、ガスを充塡(じゅうてん)しているタクシーに乗り込んだという。
およそ1.5km離れた自宅に着くまでの間、車内の防犯カメラに、グエン容疑者の様子が映っていた。
映像を見たタクシー会社の従業員「車の後ろで手かなにかを拭いている。携帯電話を見ているのかと思ったら、一生懸命ぬぐっている、何度も何度も。(降車後は)ゴミ箱になにかを一生懸命投げている姿が映っていた」
駆け足で建物の中に入っていく、黒ずくめの男。
これは、犯行直後、ドライブレコーダーに映っていた容疑者とみられる人物。
グエン容疑者の近所に住む人は、「すごくいい子。おはようございますと向こうから声かけてくれる。冬は除雪作業を一生懸命やっていた」と話した。
調べに対し、グエン容疑者は、「殺したことに間違いない」と容疑を認めていて、警察が動機をくわしく調べている。
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