シスター・ハードボイルド・アクション映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』WEB限定予告篇【2022年3月18日公開】

ナヴォット・パプシャド監督作『ガンパウダー・ミルクシェイク』が、3月18日(金)より全国公開となる。本作の魅力であるマカロニ・ウエスタン、フィルム・ノワール、そして侍/浪人などのさまざまなジャンル要素をシェイクしたWEB限定予告篇が解禁された。

 ネオンきらめくクライム・シティにひっそりと佇む図書館。そこは殺し屋の女性図書館員たちが運営する数々の“本”が所蔵されている武器庫だった! そんな奇想天外なアイデアを発端に、飛び交う銃弾、ほとばしる血しぶき、渦巻く硝煙の中に女たちの連帯と共闘を描いたアクション大作『ガンパウダー・ミルクシェイク』が日本上陸。

 本予告篇の冒頭、マカロニ・ウエスタン調の曲にのって登場するのは、『女囚さそり』シリーズ(72~73)の梶芽衣子を連想させる黒ずくめの衣装を着たカレン・ギランだ。「“会社(ファーム)”と呼ばれる男たちがいる。ずっと昔から商売しているんだけど、後始末が必要になると、私を送り込む」とセリフを吐きながら暗殺組織と死闘を繰り広げる―。

 「この映画は誇張された現実を舞台にしている。名前もなく、時代も超越した架空の街で、衣装から車、小道具、そしてキャラクターそれぞれの見た目、そのすべてがさまざまなジャンルや時代にインスパイアされている。鮮やかな色彩にあふれ、楽しくてポップで魅力的な世界を作ったんだ」とパプシャド監督が言う通り、19世紀ネオバロック様式の図書館や、いかにもアメリカ的なダイナー、妖しいネオンがきらめくボウリング場などが舞台になっている。男も女もほぼ全員が殺し屋という登場人物たちが、2丁拳銃やハンマー、ガトリング砲、メリケンサックなどありとあらゆる武器を手に暴れまくる。続けて監督は「素晴らしいキャストとスタッフと一緒に、このクレイジーで愉快でバイオレントではちゃめちゃな映画を作ることができた。いろいろなジャンルをミックスしたミルクシェイクみたいな映画なんだ」と自他ともに認める映画オタクっぷり全開でメッセージをくれた。

 飛び交う銃弾とほとばしる血しぶき、渦巻く硝煙の中に女性たちの連帯と共闘を描き、シスターフッドを盛大に讃えた、熱き「女たちの挽歌」とも言える本映像をぜひご紹介ください

監督・脚本:ナヴォット・パプシャド
出演:カレン・ギラン、レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティ
2021年|仏・独・米合作|英語|カラー|スコープサイズ|DCP|114分|PG12|
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
公式HP:https://www.GPMS-movie.jp
公式Twitter:https://twitter.com/GPMS_JP
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