【MAD】乃木坂46のセンター神話〜Nogizaka46 center myth〜

1stシングルから28thシングルまでセンターを務めたのは1期性が7人、2期生が1人、3期生が3人、4期生が2人。計13人だ。

1stシングルから5thシングルまでセンターを務めた生駒里奈ですが、正直、加入当初はここまで高い意識をもって活動するようになるとは想像もできなかった。
乃木坂加入前は高校のクラスメイトから冷やかされたりしていたこともあって、乃木坂に加入すれば学校に行かなくても済むという理由でオーディションを受けた秋田出身の高校生が、初代センターに抜擢。グループの中では年少組ながらMCを仕切ったり、グループの冠番組でも先頭に立ってトークを盛り上げたりと、まさにドラマのような変わりようを見せた。
もちろんそこに至るまでには苦労の連続で、センターを務めているのに握手会人気が思うように伸びなかったり、それを理由に叩いてくるアンチも多かったりと悩んだこともあったろう。
ただでさえ、乃木坂の場合は控えめで批判の声をとにかく恐れているような子が多い中で、生駒はセンターであるがゆえにムチャクチャな誹謗中傷を受けることもあったから、本当によく最後まで活動してくれたと思う。

そして白石麻衣は当初から“絶対的エース”として活躍。男女問わず人気を博し、グループの顔としても乃木坂46の人気をけん引してきた。
乃木坂46の顔として、まだ知名度が高くなかった創設期を支え、6thのシングル「ガールズルール」では初のセンターを務めた。
その後2度のダブルセンターを経験し、卒業シングル「しあわせの保護色」で最後のセンターを全うした。
乃木坂2度のレコード大賞受賞曲は白石麻衣がセンターとして参加した2曲だ。

22ndシングル「帰り道は遠回りしたくなる」のセンターを務めたのは西野七瀬。
卒業シングルとしては、深川麻衣がセンターを務めた14thシングル「ハルジオンが咲く頃」、橋本奈々未がセンターを飾った16thシングル「サヨナラの意味」に続く、3枚目に当たる。
また西野は、この作品でグループ最多となる7度目のセンターを飾ることとなる。初めてセンターを務めた8thシングル「気づいたら片想い」から、22ndシングル「帰り道は遠回りしたくなる」まで、白石麻衣、齋藤飛鳥とのダブルセンターを含め、彼女のセンターの軌跡は乃木坂46が歩んできた上り坂の歴史を映す鏡でもある。

1stから10thシングルまで選抜とアンダーを行き来した齋藤飛鳥。行き来といえば聞こえがいいが、10曲のうち7曲がアンダーだった。
11thから14thまでは全て選抜に選ばれ、そしてついに15thシングル「裸足でSummer」で初センターに抜擢された。センターに上り詰めるまで約6年と、とても長い時間がかかった。
1期生の最年少だった飛鳥が今では白石・西野の抜けた穴を塞いで、さらに高みに持っていこうとしている。あの中学生だった飛鳥を初めて見た時、誰がこんな未来を想像できただろうか?

そして最新曲、28thシングル「君に叱られた」のセンターに抜擢されたのは4期生の賀喜遥香。
シングル曲としては初のセンターであり、4期生からは遠藤さくらに続き、2人目のセンターメンバー。前作から2作連続で4期生が単独センターを飾ることとなる。
フロントメンバー5人に目を向けると、前作からポジションは変わっているが齋藤飛鳥、山下美月、与田祐希、遠藤、賀喜とメンバー自体は変わっていないことに気づく。飛鳥を隣に、2度の単独センターを経験してきた遠藤が次は賀喜を支える側となる。さらに、山下、与田とフロント全員がシングルセンターを経た乃木坂46の顔というのも盤石なフォーメーションである。

何にしてもセンターを張ってきた13人は乃木坂の顔であり歴史そのものだ。
ただ約半分の7人が既に乃木坂を卒業しているという現実。
しかしこれから新しく入ってくる5期生、そして3・4期生からも新たな希望の光が出てくると信じている。
現時点でのエース齋藤飛鳥が頂点まで上り詰めるまで6年かかったように、乃木坂のとんでもない層の暑さに期待しかない。

●使用した楽曲
WANIMA「GONG」OFFICIAL MUSIC VIDEO
https://youtu.be/lGDsQ940-3A

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』主題歌!!
2019年7月17日発売の5thシングル「Summer Trap!!」収録!!
【「GONG」購入ページ】
https://WANIMA.lnk.to/gongAY

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事