混乱が続くウクライナ東部で、メーデーの祝日となった1日、親ロシア派勢力がドネツク州の州都
ドネツクの地方検察庁舎を新たに占拠した。100万都市で、ウクライナ随一の工業地帯でもある
ドネツクは、キエフの暫定政権に対する親ロシア派勢力の拠点。すでに「ドネツク人民共和国」の樹立を
宣言し、5月11日に住民投票を実施して、ウクライナからの分離独立を図ろうとしている。
1日には、検察当局を占拠した。1日午後、庁舎のまわりには数百人規模の住民が集まり、覆面姿の
集団が窓をたたきわって中に入ると、「ロシア、ロシア」と歓声を上げた。
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