スウェーデン

スウェーデン, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1698859 / CC BY SA 3.0

#現存する君主国
#スウェーデン
#欧州連合加盟国
スウェーデン王国 Konungariket Sverige 国の標語:För Sverige i tiden (スウェーデン語: スウェーデンのために、時代と共に) 国歌:Du gamla, du fria(スウェーデン語) 古き自由な北の国 スウェーデン王国(スウェーデンおうこく、スウェーデン語: Konungariket Sverige)、通称スウェーデンは、北ヨーロッパのスカンディナヴィア半島に位置する立憲君主制国家。
首都はストックホルム。
有史以前から北方ゲルマン人のノルマン人が居住し、6世紀から9世紀頃にゲルマン系諸部族の連合による統一王国が形成された。
9世紀から11世紀のいわゆるバイキング時代にはヨーロッパ諸国に遠征。
14世紀末から15世紀初頭にノルウェー・デンマークとカルマル同盟を結び、同君連合を形成し、実質上デンマークの統治下に置かれた。
1523年にグスタフ1世がスウェーデン王に即位し、デンマーク支配から独立。
17世紀のグスタフ2世時代には三十年戦争に介入してバルト海一帯を支配する強国になったが、18世紀初頭の北方戦争に敗れて領土の多くを喪失したことでその地位を失った。
1814年にノルウェーを同君連合下に置いたが、1905年にノルウェーは分離独立した。
19世紀半ば以降は対外平和と国内民主化に努め、20世紀の両大戦にも中立を守った。
政治体制は議会(リクスダーゲン)から選出された首相が行政権を握る議院内閣制である。
議会は一院制で、その選挙制度は完全比例代表制である。
国王は1974年制定の政体法により王権を大幅に縮小されており、儀礼上の役割のみが権能として残されている。
現王室はベルナドッテ家。
歴代国王は王位につく際に、自分の統治について所信表明する習慣になっている[註 1]。
オンブズマン制度(行政を独立した立場の者が監視する制度)の発祥地として知られ、現在では様々なオンブズマン制度が行政監視のみならず社会のマイノリティー差別の監視の役割も担っている。
教育費、医療費、失業手当、年金などで手厚い保護を受けられる一方で税金が非常に高いという高福祉高負担の代表的な国として知られる。
特に富裕層には非常な高税が掛けられ、その課税率は他の先進国と比較しても群を抜いて高い。
ただ近年(2019年)は富裕層への高税を緩和する政策も打ち出されている。
労働組合の組織率が高く、政治的に大きな影響力があり、労働組合と企業・政府との緊密な協調体制は「スウェーデン・モデル」と呼ばれた。
民主主義の成熟性が高く評価されており、エコノミスト誌傘下の研究所エコノミスト・インテリジェンス・ユニットによる民主主義指数は、ノルウェーとアイスランドに次ぐ世界3位で「完全な民主主義」に分類されている(2019年度)。
また国境なき記者団による世界報道自由度ランキングもノルウェーとフィンランドに次ぐ世界3位である(2020年度)。
世界幸福地図では世界178か国で第7位(2006年)、世界価値観調査での幸福度(Happiness)はアイスランド、デンマークに次いで第3位(2005年)であった。
2019年、米コンサルティング会社が実施した調査で、スウェーデンは世界で最も評判の良い国に選出された。
外交面では中立政策を基調とし、パレスチナ和平やボスニア和平などで調停役をつとめた。
北大西洋条約機構(NATO)には加盟しておらず、一貫して非同盟政策を維持しているが、防衛力の整備には力を入れており、義務兵役制により欧州有数の軍備を保有する。
1995年には欧州連合(EU)に加盟したが、2003年にユーロ導入を否決している。
経済面では、森林・鉄鉱・水力資源に恵まれ、パルプ・製紙・鉄鋼・機械・造船などの工業が発達している。
鉄鉱山はイェリバレやキルナなど北部・中部に多い。
耕地は南東部に集中しており、農業の機械化が進んでいる。
農産物の自給ができないので貿易依存度が高く、海運業が発達している。
近年はIT産業も盛んになっている。
1人当り国民所得が高い国である。
人口は1022万人(2018年11月スウェーデン統計庁による)。
北欧諸国では最大の人口を有する。
住民の大半は北方ゲルマン系(スウェーデン人)だが、北部には少数のエスキモー系のサーミ人とフィン人が暮らす。
宗教は国教であるルーテル教会が大多数を占める。
言語はスウェーデン語が公用語であり、他にサーミ語やフィンランド語などが存在する。
地理としては国土が南北...

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