アメリカ最大級の石油パイプラインがサイバー攻撃を受けて全面的に停止した事件で、アメリカ政府はハッカー集団に支払われた身代金の大部分を回収したと発表しました。
司法省のモナコ副長官は7日、ロシアを拠点とするハッカー集団「ダークサイド」について、「きょう、形勢が逆転した」と述べました。
ダークサイドは先月、石油パイプライン「コロニアル」へのサイバー攻撃の末、身代金として当時4億8000万円相当の仮想通貨、約75ビットコインを受け取ったとされています。
司法省などによりますと、ダークサイドが身代金集めに使っていた暗号資産の口座を特定し、約64ビットコインを奪還したということです。
モナコ副長官は、「新たに立ち上げたタスクフォースによる初めての作戦だった」と成果を強調する一方、企業などに対して対策の強化を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
powered by Auto Youtube Summarize