ウクライナ情勢が緊迫する中、ロシア軍が軍事演習のため、引き続きベラルーシにとどまることを決めた。
これについて、プーチン大統領は「終われば撤収する」とあらためて述べたという。
ベラルーシ国防省は20日、10日から行っていたロシアとの合同軍事演習について、予定の訓練は終えたものの、引き続き「即応部隊の検証を続ける」と発表した。
両国のウクライナとの国境周辺や、ウクライナ東部で緊張が高まっていることに対する演習だとしている。
ウクライナの北側と国境を接するベラルーシにロシアが駐留を続ける可能性も懸念される中、プーチン大統領は20日、フランスのマクロン大統領と行った電話会談で「一時的な軍事演習が終われば基地に撤収する」と伝えたという。
会談の中で両首脳は、ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力が実効支配する地域の紛争解決を目指し、21日にロシアとウクライナ、そしてOSCE(ヨーロッパ安全保障協力機構)の3者による協議を行うことで合意した。
合意を受け、マクロン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領とも電話で会談した。
ゼレンスキー大統領は、親ロシア派武装勢力などの挑発には乗らず、緊張緩和に取り組む考えを示したという。
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