がん患者5年後の生存率68.6% 前立腺がんは100%(2020年11月19日)

がんと診断された患者の5年後の生存率は68.6%という調査結果が明らかになりました。

 国立がん研究センターは、2012年までの2年間に全国32のがん専門の診療施設で治療を受けた患者約15万人を対象に5年後の生存率を調べました。その結果、全体の生存率は68.6%で、2011年までの同じ調査より0.2ポイント上昇しました。がんの部位別では最も生存率が高かったのが前立腺がんの100%で、次いで乳がんの93.6%でした。一方、最も低かったのは効果的な治療法が確立されていないとされる膵臓(すいぞう)がんの11.1%でしたが、前回の調査より1.2ポイント上がりました。国立がん研究センターは「最近は免疫の力を利用してがんを攻撃する免疫チェックポイント阻害療法などが進んでいて、生存率は今後さらに改善が見込まれる」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事