ウクライナ情勢を巡る緊張の高まりを受け、アメリカ政府が退避勧告を出すなか、キエフに住むアメリカ人女性が選んだのは国内での退避でした。国外に脱出できない特別な事情がありました。
ウクライナに住むアメリカ人のゼプラさん。
キエフから500キロを経て7時間以上かけて辿り着いたのはポーランド国境に近い街・リビウです。ここで新たな生活を始めざるを得ない特別な理由がありました。
ゼプラさん:「オッケー、今車にいます。現在9時40分、出発の準備ができました。キエフさようなら!何も起きませんように」
ゼプラさんは、20万人を超えるフォロワーを持つゲームの実況動画を配信する人気のユーチューバーです。自身のチャンネルでも緊迫するウクライナの現状を解説し、アメリカ政府の退避勧告もあり、車でキエフを脱出しました。
ゼプラさん:「そんなに長くはないと思いますが、永遠に続くことは望んでいません。複雑な心境。怖がっているし、興奮しています」
ゼプラさんが国内退避を選んだ理由は、ペットの犬とネコの存在です。
ペットを連れてアメリカへ入国するには手続きに数カ月かかるということです。
アメリカに住む家族からも毎日、状況を尋ねるメッセージが届くそうです。
ゼプラさん:「とりあえずは4週間、部屋を押さえています。その後はポーランドへ移ろうと思っています」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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