「拉致問題を考える国民のつどい」神戸で開催

北朝鮮による拉致問題を考える集いが12月18日神戸で開かれ、被害者の親族たちが早期の解決を訴えました。
8年ぶりに兵庫県で開かれた「拉致問題を考える国民のつどい」には拉致問題担当大臣を兼務する松野博一官房長官や兵庫県の斎藤元彦知事らが出席しました。

北朝鮮による拉致問題では、日本政府が17人を拉致の被害者として認定し、872人が拉致の疑いを排除できないとしていますが、いまだ解決には至っていません。つどいでは神戸市長田区在住で北朝鮮に拉致された有本恵子さんの父・明弘さんや、横田めぐみさんの弟の哲也さんたちが早期の解決を求めて訴えました。

18日未明には拉致被害者田口八重子さんの兄で家族会の前の代表だった飯塚繁雄さんが亡くなりました。 拉致問題を巡っては被害者の親世代の高齢化が進み、被害者の親で生存しているのは横田めぐみさんの母の早紀江さんと、有本恵子さんの父・明弘さんの2人となっています。

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