経鼻経管体験

医師了解・指導の上、看護師が施行しています。
【体験前の理解】
・チューブが咽頭に常駐している為、気道に痰などが流れ易く肺炎を誘発し易い。
・経口摂取については、チューブが邪魔して嚥下し難い。
・経管栄養を少し暖めるのは胃への影響を考えての事。

【体験してわかった事まとめ】
・咽頭~食道は想像以上に敏感。チューブの感覚が酷い。
 温度感覚も鋭く、摂食嚥下の一連動作を全くしていないのにリアルな「喉ごし」感がある。
 →まさに逆学習理論。1日3回の感覚破壊。

・口呼吸になる→咀嚼を持続できない。(鼻をつまんで食べてみて!)
         →常に喉を開いてしまう(舌を落とす。鼻呼吸の時は舌が上がり嚥下しやすい)
 上を向いての口呼吸姿勢を取るとわかると思います。頚部~肩が固まる。咽頭が下がる。
柔かいチューブですが、鼻から串刺しになっている感覚です。
・飲み込み自体は、案外たいした影響はない。咽そうになる事もなかった。
・意図的に早く流してみたが、胃はなんともなかったし吐気もなかった。
・自己抜去は簡単ではない。相当の覚悟(怒り)が無いと抜く事はできない。

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