【8/20(金)公開】「第74回カンヌ国際映画祭」コンペ部門出品 映画『ドライブ・マイ・カー』(PG-12)90秒予告

西島秀俊のインタビュー記事
https://www.oricon.co.jp/special/57141/

西島秀俊主演で、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』(8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開)。7月6日より開催されている[第74回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に、日本映画として唯一出品され、注目を集めている。

 この90秒予告は、愛車であるサーブを走らせる演出家であり俳優の家福(西島秀俊)とその助手席に乗る脚本家の妻・音(霧島れいか)の一見穏やかなシーンから始まる。「今晩帰ったら少し話せる?」と音が、胸に秘めた想いを打ち明けようとしている様子が映し出される一方で、「奥様にはいつもお世話になっています」と音と親密そうな気配を漂わせる俳優の高槻(岡田将生)を家福が笑顔で迎え入れるシーンが続く。しかし、幸せそうな日々から一転、音は突然この世を去ってしまう。

 その後、広島の演劇祭で演出を手掛けることになった家福。「すごくいいドライバーです」と紹介される寡黙なドライバーみさき(三浦透子)との出会いや、演劇のオーディションで再会する高槻などが映し出されていく。
「音が死んだ日、もし少しでも早く帰っていたら…」。みさきや高槻との時間を経て、妻の音から聴くことができなかった秘密や喪失と向き合うことになる家福。「ごまかさないでください」と言い放つ高槻、「嘘を言っているようには聞こえませんでした。それが真実かどうかは分からないけど」と家福の愛車の中で語るみさきなど、印象的な言葉が続き、その後展開される重厚な人間ドラマが見え隠れする。

 後半には、「舞台上での銃声」「カセットテープ」「ミラー越しのみさき」などの印象的なショットが連なり、家福が辿る葛藤と波乱の運命を予期させる。

出演:
西島秀俊
三浦透子 霧島れいか
パク・ユリム ジン・デヨン ソニア・ユアン
ペリー・ディゾン アン・フィテ 安部聡子
岡田将生

原作:村上春樹 「ドライブ・マイ・カー」 (短編小説集「女のいない男たち」所収/文春文庫刊)
監督:濱口竜介 脚本:濱口竜介 大江崇允 音楽:石橋英子
製作:『ドライブ・マイ・カー』製作委員会 製作幹事:カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント 配給:ビターズ・エンド 2021/日本/1.85:1/179分/PG-12
公式サイトdmc.bitters.co.jp

(C)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

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