新型コロナウイルスの感染拡大にともない、あるところにも影響が出ている。
飼い主を失うなどして保護された犬や猫の新しい家族探しが難しくなる中、動物の命を守るための新たな取り組みを取材した。
4月23日、インターネットのテレビ電話で行われていたのは、飼い主を失うなどして保護された犬や猫と、引き取り手の希望者をつなぐ「お見合い」。
神奈川県の保護団体「おーあみ避難所」では、犬と猫あわせておよそ100匹を保護していて、新しい飼い主を探す「譲渡会」を毎月開催してきたが、2月以降、すべて中止になった。
おーあみ避難所 代表・大網直子さん「『里親さん』が決まりにくくなると、保護したい子もいるのにできなくなる」
近年、保護や殺処分となった数は減少傾向だったが、譲渡会が開催できないと、救えない命が増えるおそれもあり、ネットによる飼い主探しを始めたという。
そして3日、「お見合い」が成立した子猫が新たな飼い主のもとに到着した。
新しい飼い主・榎下さん「あーかわいいー! 今がチャンスだと思って応募した」
大網さん「コロナでも生まれてくる子猫とか子犬とかはまだまだいて、『里親さん』のところに決まれば、新たな子を救うことができる」
従来とは違う方法で救われた子猫。
緊急事態宣言による飼い主の外出自粛が続く中で、新しい生活が始まった。
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/subscription_center?add_user=FNNnewsCH
(2020/05/05)
powered by Auto Youtube Summarize