酪農家から悲鳴が上がっています。
奥野牧場・奥野仁社長:「このままいくと、日本から酪農がなくなる」
千葉県袖ケ浦市で、100頭の乳牛を飼育している酪農家は、頭を悩ませています。
この年末年始、牛乳や乳製品の原料となる「生乳」が、かつてない規模で余る可能性があるためです。
新型コロナの影響で、業務用での落ち込みが大きいことに加え、年末年始は学校給食がなくなるため、廃棄の恐れがある生乳は、なんと5000トンです。
1リットルパックおよそ500万本分になるといいます。
奥野牧場・奥野仁社長:「牛たちが命を削って出している牛乳なので、それが廃棄されるとか、これだけ手塩にかけてやってるものが、そういう今の状況が残念」
こうした状況に、政府は・・・。
金子原二郎農林水産大臣:「消費拡大のためのプロモーションや牛乳を利用した和食『乳和食』の普及などを含め、関係者と連携を密にして取り組んでいく」
(「グッド!モーニング」2021年12月15日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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