富士通 全日本実業団駅伝の優勝旗紛失か “新年大会渡せなく”
2021年12月16日 18時52分
ことしの元日に行われた「全日本実業団駅伝」で優勝した富士通が、大会の優勝旗を紛失した可能性があるとして主催者に謝罪しました。主催者は新年の大会には新たな優勝旗が間に合わないとしていて、出場チームには優勝旗を渡せないと伝える方針です。
男子駅伝の実業団日本一を決める「全日本実業団駅伝」は1957年に始まり、現在は元日恒例のレースとして群馬県で行われていて、ことしは富士通が12年ぶり3回目の優勝を果たしました。
富士通はこの大会で授与された優勝旗を東京 港区にある本社で保管していましたが、紛失した可能性があることを明らかにしました。
働き方見直しでフロア移動の際に紛失か
富士通によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワークでの働き方の見直しによる一環でフロアの移動を行った際に、複数回にわたって廃棄物の処分を行っていて、この過程で優勝旗を紛失した可能性があるということです。
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