無免許で当て逃げ事故を起こして書類送検された木下ふみこ都議は、議会での説明期限となった13日も姿を見せませんでした。一体どこにいるのか、追跡取材です。
都議会に姿を現さなくなって3カ月。いわゆる「雲隠れ」状態の木下ふみこ都議。
木下都議は7月の選挙活動中に無免許で運転中に事故を起こし、現場から逃走したなどの疑いで書類送検され、都民ファーストの会を除名されています。
都議会はこれまで、木下都議に2度の辞職勧告決議を行い、今月4日には木下都議の考えを直接、聞きたいとして、13日までに議長室を訪れ説明するよう求める、いわゆる「召喚状」送りました。
13日がその期限であり、都議会の閉会日です。しかし、木下都議の姿はありませんでした。
60代:「怒り心頭ですよね。コロナ禍で皆さん大変な思いしていて・・・」
50代:「ご本人の口から聞きたいですね。街頭演説も少し拝見したことあるので」
東京都・小池知事:「そもそも議会から召喚状が出るという状況を彼女はどう理解しているのか。改めて客観視すべきだったと思います。応援に行った方も、それでは困るということであります。本人しか、もはや決めることができない制度でありますから、ご本人にとってもよろしくない」
召喚状には拘束力はありません。今後、木下都議どうなるのでしょうか。木下都議の選挙応援もしたことがあるという若狭勝弁護士は・・・。
若狭勝弁護士:「召喚状に対し、正当な理由がなく出てこない場合というのは除名手続きに入ることができるという規定があります」
地方自治法では除名などの懲罰を科すことができるとしていますが、あくまで「正当な理由がない場合」です。
木下都議は12日、「体調が優れないので議会に登庁するのは難しい」と都議会の事務局に連絡したといいます。
若狭勝弁護士:「体調のことを言って出てこられない場合でも除名手続きに入れるかどうか、というのがポイントだと思う。『除名』になりますと、木下議員の方で裁判を起こすことも可能となります」
都議会では検討会を設置し、議員報酬や長期欠席した場合の方針を決めるとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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