木下富美子都議(55)が4カ月ぶりに姿を見せ、議会が空転している問題で、10日に木下都議はテレビ朝日の取材に対して、「整理された段階で、話せなかったことも話す」と語りました。
■“辞任拒否”の木下都議を直撃
緑色の帽子を深くかぶり、オレンジ色のマスクを着けて、ホテルから出てきた木下都議。これは9日、都議会入りした時と同じ帽子とマスクのように見えます。
その際に開いた会見では、マスクを目立たないものに着け替えていた木下都議。ところが、首元が開いた目立つ赤のワンピースで現れたことに、批判が集まっていました。
木下富美子都議:「(Q.きのうので、すべての説明責任は果たされたと?)いえ、すべてとは申しておりません。後ほどご説明申し上げると、申し上げておりますので」
10日の木下都議は、黒っぽい上着に、黒のスカートの地味なコーディネートでした。
「謝罪会見にふさわしくない」との批判が、SNS上で出ていた左手に輝くあの指輪は終始、左手をポケットに入れ、確認することができませんでした。
そして、足元は黒のスニーカーです。7月の都議選の際、無免許運転でバイクを乗り回していた時に、頻繁に履いていたのも、よく似た黒のスニーカーでした。
木下都議はホテルを出て100メートルほど進むと、いきなり体を反転。来た道を戻っていきます。
「今、委員会が止まってしまっている。それについては?」「これでも自分にしかできない仕事があるとお考えですか?」という質問に対しては、木下都議から回答はありませんでした。
■改めて説明は「整理された段階で・・・」
9日、およそ4カ月ぶりに公の場に姿を現した木下都議。
木下富美子都議:「『ぜひ続けてほしい』『また力を貸してほしい』というお声があることも事実でございます」
議員活動を続けることを表明し、委員会に出席する意向を示したことで、それに反対する複数の都議が退出してしまい、委員会は開かれず、都政を空転させる事態を引き起こしてしまいました。
10日、改めて説明を行う考えがあるか尋ねると・・・。
木下富美子都議:「(Q.次の会見の予定は?)ホームページに出させて頂いて、前から申し上げている通り、現状お話しできないことが、捜査中なのであるという話がありますよね。それが整理された段階で、ご説明申し上げるという話をしております。その時にきちっと、きのう話できなかったことも、話そうと思っております」
最後に記者を一瞥(いちべつ)した後、ホテルに入っていきました。
(「グッド!モーニング」2021年11月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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